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【医療脱毛】脱毛後のシミ(炎症性色素沈着)について徹底解説【初心者向け】

更新日:

脱毛の窓口 脱毛後の色素沈着徹底解説

れいあ
つるみ先生、今時間大丈夫ですか?ちょっと相談したいことがあって…。
はい、良いですよ。今なら大丈夫。どんな相談ですか?
Dr.つるみ
れいあ
実は私、最近クリニック医療脱毛に通い始めたんです。

1週間前施術を受けたんですけど、しばらくたってからお肌にシミができてしまったみたいで…。ほら、ここなんです。

あら、確かに少し色素沈着している様子ですね。

施術直後にお肌を掻いたり、何か刺激を与えたりしませんでしたか?

Dr.つるみ
れいあ
ちゃんとクリニックの指導通りお肌を掻いたりしないように気を付けていたんですけど、たぶん夜眠っている間に無意識に掻いちゃったと思うんですよね…。

このシミ、もう消えないのかなぁ…。

確かにひざ下乾燥しやすい部位なので、脱毛後にかゆみを感じる人もいますね。

紫外線も浴びやすい部位ですし、脱毛後の肌にとっては刺激が多いのは確かです。

でも、れいあさんの肌の状態なら大丈夫。その程度なら自然に治りますよ。お肌にはターンオーバーの仕組みがありますからね。

Dr.つるみ
れいあ
本当に?良かった!このシミ(炎症性色素沈着)って治るまでどのくらいかかりそうですか?

もっと脱毛後のシミ(炎症性色素沈着)について教えてください。

わかりました。それでは今回は…
Dr.つるみ
  • そもそも炎症性色素沈着って何?通常のシミとの違いとは
  • 炎症性色素沈着はなぜ起こる?炎症性色素沈着が起きるメカニズム
  • 脱毛後の炎症性色素沈着はきれいに治る?炎症性色素沈着の治療法とは
  • 脱毛後の炎症性色素沈着に気づいたらどうしたらいい?具体的な行動手順
  • 一番理想的なのは、炎症性色素沈着予防すること!脱毛前後の注意点とは
  • 炎症性色素沈着をはじめとする肌トラブルリスクを見越したクリニックの選び方

について、解説していきます。

結論:脱毛後は肌の刺激による炎症性色素沈着に注意!施術後にアフターケアをしっかりすれば、炎症性色素沈着は予防できる

クリニックのレーザー脱毛やサロンの光脱毛の施術は、ムダ毛に含まれるメラニン(黒い色)にレーザーや光を吸収させ、発生した熱によって毛を作っている組織(毛乳頭)や毛の元となす細胞(毛母細胞)にダメージを与える仕組み。

このため、施術直後の毛穴は軽いやけど状態(炎症性浮腫)になっていて、お肌はとても敏感になっています。

炎症性浮腫:レーザー脱毛によって毛穴が軽いやけどを負った状態で、肌に赤みむくみなどの症状がでる。レーザー脱毛正常な反応なので、早ければ一日、長くても2~3日程度でおさまることが多い。

また施術直後は毛穴にがこもって乾燥するので、肌に痛みかゆみを感じやすい時期でもあります。

でも、そんな時にお肌を掻いたりして刺激を加えると、お肌は自身を守ろうとメラニン色素(黒い色素)をたくさん作りだして炎症性色素沈着(シミ)の原因となってしまうんですよ。

炎症性色素沈着を予防するには、施術直後に肌に刺激を与えないことがとても大切。

施術後のお肌のかゆみは冷やすことで軽減させることができます

あとは普段よりもしっかりとお肌を保湿して、お肌を早く回復させることが大切です。

Dr.つるみ

お肌のお手入れに特別な化粧品は必要ありません。

家にある化粧品(化粧水や乳液、クリームなど)を使用し、いつもより丁寧なお肌のお手入れをすれば十分です。

ここからは、炎症性色素沈着についてさらに詳しく解説していきましょう。

そもそも炎症性色素沈着って何?通常のシミとの違いとは

炎症性色素沈着はシミの一種であり、その名の通り炎症によって色素沈着を起こした状態の肌のことを言います。

シミができる前に日焼けや怪我、虫刺され、火傷、傷などによって炎症状態が起きていることが通常のシミとの違いです。

炎症性色素沈着は見た目で判断できる?炎症性色素沈着の特徴

炎症後にメラニン(黒い色素)が肌に増えた炎症性色素沈着は、一見するとシミとそうでない部分の境目がわかりにくく、その色の濃さにもムラがあります。

見た目だけでは判断ができない場合もあり、シミができるまえに炎症の状態があったかどうかが判断の目安となります。

例えばかゆみを感じて掻いているうちにシミができたり、転んで擦りむいた部分に紫外線を浴びてシミができた場合は、炎症性色素沈着とわかります。

一方、肌にメラニン色素(黒い色素)が増えるシミ炎症性色素沈着以外にもたくさんあります。

炎症性色素沈着とは異なる代表的なシミの種類

年齢を重ねるにしたがって茶色が濃くなるシミ、日光性黒子(老人性色素班)

日光性黒子は太陽の光を浴びやすいに出やすいシミで60代以降に多い傾向があるものの、20代で症状があらわれる人もいます。

年齢を重ねるほど色が濃くなる特徴があり、他の種類のシミと比べるとシミの部分とそうでない部分の境界がくっきりしていることが特徴として挙げられます。

日光性黒子はレーザーによる治療によって目立たなくすることができます。

子供のころから発生し、思春期に鼻から頬にかけて目立つ雀卵斑(ソバカス)

雀卵斑(ソバカス)は童話の主人公赤毛のアンのようにや鼻周辺に小さな斑点が多数できる症状のことで、遺伝が関係していることがわかっています。

女性に多く思春期に目立つという特徴がありますが、年齢を重ねて30代を超えると次第に雀卵斑(ソバカス)は薄くなっていきます。

雀卵斑(ソバカス)もレーザーによる治療で目立たなくすることができます。

30代~40代の女性の頬に発症しやすい薄くて茶色いシミ、肝斑

肝斑は女性ホルモンが関係しているとされるシミで、30代以降によく見られますが、閉経後には薄くなるという特徴があります。

紫外線や摩擦などの刺激でシミが濃くなるため、これまではレーザーでの治療が難しいとされてきました。

しかし、最近はレーザートーニングなど弱い出力で少しずつ肌のメラニンを排出できる技術が開発されたことで、肝斑の治療の選択肢が広がっています。

15歳~30代の女性に見られる青褐色のシミ、後天性真皮メラノサイトーシス

後天性真皮メラノサイトーシスはお肌の奥(真皮)に色素沈着が起きる症状で、青みを帯びた褐色の色味が特徴です。

女性に多い症状で、顔のおでこや頬骨、小鼻などに色素沈着ができます。

お肌の奥に蓄積したメラニンが原因のため自然治癒は難しいものの、Qスイッチレーザーによる治療によって、色素沈着を目立たなくすることができます。

ここまでの内容から、同じシミ(色素沈着)でもいろいろなタイプがあることがわかりますね。シミの種類が異なれば、その発生要因も変わってきます。

なぜ炎症が起きると炎症性色素沈着が生じてしまうのでしょうか?ここからはそのメカニズムについて迫っていきましょう。

炎症性色素沈着はなぜ起こる?炎症性色素沈着が起きるメカニズム

STEP①:肌は紫外線や火傷、細菌の侵入、虫さされ、摩擦などのダメージを受けると、肌を修復するために炎症を引き起こす

炎症性色素沈着の場合、色素沈着の前段階として必ずお肌に炎症が起きています。

このようにお肌が炎症を起こすのは、ダメージを受けた肌を修復するため。

肌に炎症状態を引き起こすことで、肌に入った雑菌を退治したり、死んだ組織を取り除いて新たな肌を作り出しているのです。

STEP②:肌を修復する過程で表皮にあるメラノサイトが刺激を受け、黒いメラニン色素を作り出す

お肌が炎症によって肌の細胞が活発に活動するようになると、お肌の表皮にいるメラノサイト(メラニン細胞)刺激され、活発に黒いメラニンを作り出すようになります。

表皮:肌を構成する3層のうち一番上の膜のこと。肌は上から表皮・真皮・皮下組織3層で構成されていて、その一番上に0.2㎜の薄い表皮が存在する。シミの要因として知られるメラニン色素(黒い色素)はこの表皮で作られている。

このメラニン(黒い色素)が肌に蓄積することで、色素沈着が生じることになるのです。

STEP③:肌の修復が進み炎症(肌の赤み)がおさまると、メラノサイトが作り出したメラニン色素による茶褐色の色素沈着が残る

実は炎症が進行している間は、肌の赤みばかりが気になって色素沈着には気が付きません。

しかし、その炎症が鎮まると炎症時に蓄積した黒いメラニンが姿を表します。

これが炎症性色素沈着の正体です。

メラノサイト(メラニン細胞)は、炎症時の細胞による刺激だけではなく、肌をこすったり紫外線を浴びるなどの物理的な刺激によってもメラニン(黒い色素)を作り出します。

特に炎症時のお肌は敏感になって刺激を受けやすくなっているため、このタイミングでの摩擦や紫外線の影響を受けると、ますますメラノサイトによるメラニン生成を促して色素沈着悪化させてしまいます。

脱毛後の炎症性色素沈着はきれいに治る?炎症性色素沈着の治療法とは

きれいな肌になるつもりで決意したクリニックの医療脱毛。炎症性色素沈着が肌に残ってしまっては、脱毛した意味がありません。

炎症性色素沈着をきれいに治すことはできるのでしょうか?

炎症性色素沈着の治療法治るまでの期間は、炎症による色素沈着の深さによって変わってきます。

お肌に生じた色素沈着の深さは色素沈着の色味である程度判断できる

お肌に生じた色素沈着は、メラノサイト(メラニン細胞)が作った黒いメラニンによるもの。

メラニンはお肌表面から透けて見えるため、その色味によってある程度深さを判断することができます。

茶色~黒色の炎症性色素沈着は、お肌の浅いところ(表皮)にできたもの。

蓄積したメラニンの量が多いほど、また密集しているほどその色は濃く見えます。

一方、表皮よりも奥にある真皮のメラニンはお肌表面から見ると紫褐色をしており、お肌の奥にいくほど青みがかって見えます。

このため、色素沈着青色が強いほどお肌の奥深くメラニン蓄積していることがわかるのです。

お肌の浅いところ(表皮)にメラニンが蓄積した炎症性色素沈着なら基本的に治療の必要無し!数カ月~半年で自然治癒できる

実はお肌の一番上にある表皮では、毎日古い細胞新しい細胞を入れ替えるターンオーバーが行われています。

このため、炎症によって多くのメラニンが蓄積した細胞ターンオーバーの働きによって徐々に上に押し上げられ、最終的にはとなって剥がれ落ちていきます。

表皮にできた炎症性色素沈着に関しては、ターンオーバーの仕組みによって次第に薄くなっていくため、特に治療は必要ありません。

ターンオーバーを滞らせないように、充分な睡眠栄養バランスの良い食事など規則正しい生活習慣を心がけていれば十分です。

ただし、色素沈着が残った状態でさらにメラニンを肌に作らせないためには、紫外線避ける必要があります。

ちなみに表皮の細胞が作られてから垢となって剥がれ落ちるまでの日数は、20代でおよそ28日

しかし、年齢を重ねるとお肌の代謝機能が衰えるため、30代ではおよそ40日40代では55日程度かかります。

このため、いったんできてしまった炎症性色素沈着数日から1週間といった期間で解消することは無く、改善するまでおよそ数カ月~半年程度の期間がかかります。

一刻も早く色素沈着を改善したいなら、美容皮膚科で治療を受けることも選択肢の一つ

いくら自然に治ると言われても、茶褐色の色素沈着を見ると早く治したいと感じてしまうもの。

特に結婚式など肌を見せるような大切なイベントが控えている場合は、イベントまでに確実に色素沈着を改善したいですね。

実は近年シミ(色素沈着)治療技術が発達がめざましく、過去にはあきらめざるをえなかったあらゆるシミ(色素沈着)を改善できるようになりました。

このため、炎症性色素沈着に関しても美容皮膚科の治療で目立たなくすることができます。

弱い出力のレーザーを照射することで、メラニンを少しずつ排出していくレーザートーニング

レーザートーニングは、一般的なシミ(色素沈着)治療ではかえって悪化するタイプの症状に対して、弱い出力レーザーを照射しながらメラニンの排出促す治療法です。

一般的なシミ(色素沈着)治療では、高いパワーを持つレーザーを肌に照射してメラニン破壊します。

ところが、肝斑炎症性色素沈着の治療ではレーザーの刺激がかえってメラノサイト活発化させて、シミ(色素沈着)濃くしてしまう問題がありました。

レーザートーニングが開発されてからは、Qスイッチヤグレーザー低出力で照射することで、肝斑や炎症性色素沈着に対しても余計な刺激を与えずに改善することが可能となったのです。

レーザートーニングは低出力で照射するため施術一回あたりの効果は弱めなものの、回数を重ねることで色素沈着が薄くすることができます。

また、一般的なシミ(色素沈着)治療で発生するダウンタイムがほぼ存在しないこともメリットのひとつ。

ダウンタイム:施術後の状態から通常の日常生活と同じように過ごせるようになるまでの期間のこと。一般的にシミ(色素沈着)に対するレーザー治療は照射後にかさぶたができるため、1~2週間程度テープを貼ったり、軟膏の塗布が必要となる。肌の刺激を避けるため、メイクも制限される。

色素沈着の状態にもよりますが2週間~1ヶ月に一度の間隔で治療を受ければ、5回程度症状の改善が期待できます。

古い角質を剥がすことで表皮のターンオーバーを促すケミカルピーリング

ケミカルピーリングは、薬剤をお肌に塗ることでお肌の浅いところ(表皮の一番上にある角質層。お肌の表皮は上から角質層、顆粒層、有棘層、基底層の順に並んでおり、この表皮4層の下に真皮が存在する)に働きかけ、古くなった角質を剥がす効果が期待できます。

このため、炎症性色素沈着によってメラニン蓄積した表皮のターンオーバーを促して、色素沈着を薄くすることができるのです。

1ヶ月に一度の間隔で数回実施すると、より効果が高まります。

肌の美白を促すハイドロキノンやトレイチノンの外用薬の処方

メラノサイト(メラニン細胞)メラニン(黒い色素)を作り出す時に欠かせないのが、チロシナーゼと呼ばれる酵素

実はメラニン(黒い色素)チロシンと呼ばれるアミノ酸酵素チロシナーゼ酸化することで作られています。

ハイドロキノンにはこのチロシナーゼによる酸化を妨害する働きがありメラニンの生成を抑制することで色素沈着を予防できるのです。

また、トレイチノンはビタミンA誘導体の一種で、お肌の表皮の細胞分裂を促してターンオーバーを促進する効果があります。

このため、炎症性色素沈着によってメラニンが増えたお肌トレイチノンを使用すると、色素沈着薄くできるというわけですね。

トレイチノンで色素沈着を薄くしハイドロキノンで新たなメラニン生成を抑制すれば、Wの美白効果が期待できます。

ハイドロキノンやトレイチノンは美白効果のある有効成分として有名なため、化粧品などにも配合されています。ただし、法律による規制があるため、有効成分の配合割合制限があります。

より高い効果を期待する方、逆に薬による副作用が心配な方は、医師に直接肌を診せた上で自分に合った有効成分の濃度で薬を処方してもらうと良いでしょう。

上記のような美白外用薬についても、ある程度長期間継続したほうがより効果を実感しやすくなります。

肌に塗布するだけでは浸透しにくい有効成分を肌深部まで届けるイオン導入

お肌には外部からの刺激からお肌を守るバリア機能があるため、このバリア機能がかえって薬の有効成分の浸透邪魔してしまうことがあります。

このため、せっかくお肌に効果的な薬を塗ってもその効果を生かせない場合があるのです。

このようなお肌に浸透しにくい有効成分に対しては、イオン導入と呼ばれる技術が効果的。

お肌に微弱な電流を流すことで普段ならお肌表面ではじいてしまう薬の成分でも、イオンにして電流と一緒にお肌の奥まで届けることができます

古い角質を剥がすケミカルピーリング併用してイオン導入実施すると、より効果を高めることができます。

お肌の深いところ(真皮)にメラニンが蓄積した炎症性色素沈着を自然に治すのは難しい

メラニン色素(黒い色素)は表皮の一番下(4番目)の層である基底層で作られ、お肌のターンオーバーによって次第に上の層に押し上げられていきます。

このため、表皮にメラニンが蓄積した炎症性色素沈着であれば、特に治療をしなくても時間をかけて薄くなっていくのです。

しかし、炎症によって基底層の膜が破れると、表皮の基底層にいるメラノサイト(メラニン細胞)真皮落ちてしまうことがあります。

すると表皮のターンオーバーの仕組みから外れてしまうため、何年も真皮にメラノサイトが残り続けてシミが長期化してしまうことになります。

炎症が長引くほど真皮に落ちるメラノサイトが増えるため、シミは治りにくくなる傾向があります。

いったん真皮に落ちたメラノサイトはもう肌から排除することはできないのでしょうか?

実は真皮に落ちたメラノサイトを排除する方法があります。

それは真皮にいる免疫細胞(マクロファージ)に真皮のメラノサイト(メラニン細胞)を食べてもらう方法です。

メラノサイトを食べたマクロファージリンパ節へと移動し、老廃物として体外へ排出されます。

真皮に落ちたメラノサイト(メラニン細胞)を排除できるのは、免疫細胞であるマクロファージのみ

マクロファージとは人間の体の免疫を担っている細胞のこと。

免疫細胞はウイルスなどの病原体が体内に侵入した時、炎症反応を起こして体に有害な物質を体外に排除する役割を担っています。

実はマクロファージ以外にもいくつかの免疫細胞(T細胞やB細胞、リンパ球など)存在し、それぞれ役割が異なります。

免疫細胞の一種であるマクロファージは、他の免疫細胞が倒せなかったウイルスや死んだ細胞を食べることで、体を守っているのです。

Qスイッチレーザーによる治療法では真皮にあるメラノサイトをレーザーの熱によって破壊し、マクロファージに食べさせることができる

真皮に落ちたメラノサイト(メラニン細胞)はそのままでは、何年も真皮に残り続けシミを長期化させます。

また、生きたメラノサイトを食べたマクロファージもまた黒色をしたメラノファージに変身し、半年~1年もの間真皮に残り続けることがわかっています。

Qスイッチレーザー真皮にあるメラノサイトメラノファージによって破壊し、小さな断片にすることができます。

この結果マクロファージの活動を促進して、数カ月程度の期間メラノサイトメラノファージを体外に排出することができるのです。

瞬間的に高いピークパワーを発揮するQスイッチレーザー施術一回あたりの効果も高いことが特徴で、1~2回程度の施術で真皮の色素沈着を解消することができます。

ただし、高い効果の反面1~2週間のダウンタイムも存在するため、ダウンタイムを考慮する必要があります。

ダウンタイムが気になる人は、同じQスイッチレーザーによる治療でもダウンタイムが存在しないレーザー・トーニングなどの治療法がおすすめです。

Qスイッチレーザーがお肌の奥深く(真皮)にあるメラニンを破壊できる理由

黒い色をしたメラニン色素は、メラノサイト(メラニン細胞)の中にある器官メラノソームでつくられます。

メラニン色素がたっぷりと詰まったメラノソームは、実は細胞よりももっと小さな存在。

メラノソームをレーザーの熱で破壊する際には、メラノソームだけを与え、周囲のお肌には影響を及ぼさないようにしなければいけません。

そうしなければ、メラノソームを狙ったが周囲のお肌に広がって火傷をしてしまうからです。

実はQスイッチレーザーナノ秒(10億分の1秒)単位という素早さで、一瞬の間に高ピークパワーのレーザーを照射するために開発されました。

このため、細胞レベルの小さな器官であるメラノソームだけを狙い撃ちして、周囲の肌にほとんど影響を与えずにメラノソーム破壊することができるようになったのです。

ちなみに脱毛で使用されるレーザーは、ロングパルス(長い照射時間の)レーザーと呼ばれるもの。

リ秒(1000分の1秒)単位というわずかな時間で、毛を作っている毛乳頭や毛の元となる毛母細胞を狙い撃ちして破壊します。

毛の成長に関わる組織メラノソームよりも大きいため、その分照射時間長くなります。

脱毛後の炎症性色素沈着に気づいたらどうしたらいい?具体的な行動手順

自分の肌に炎症性色素沈着を見つけたら、驚いて焦ってしまいますね。

ここからは脱毛後の炎症性色素沈着をこれ以上悪化させず、早期に改善するために必要な行動手順についてご紹介します。

お肌の赤みやむくみ(炎症性浮腫)がおさまる1~3日目のタイミングに注意

脱毛後の炎症性色素沈着は、施術直後のお肌の赤みやむくみ(炎症性浮腫)の症状がおさまったころにあらわれます。

施術直後のお肌はとても敏感なため、施術後のお肌を掻いたりして刺激を加えるとメラニンが作られて炎症性色素沈着が生じることがあるのです。

炎症性色素沈着は色素沈着部位とそうでない部分との境目が曖昧で、ムラのある色味をしています。

レーザー照射を受けた部位で、これまで何もなかったところに色素沈着があれば炎症性色素沈着の可能性が高いと言えるでしょう。

さらにその部位に紫外線を浴びたり、掻きむしった記憶があれば炎症性色素沈着と判断できます。

しっかりと保湿を行い、これ以上肌を刺激しないように気を付ける

炎症性色素沈着ができたということは、それだけお肌のバリア機能低下して外部から刺激を受けやすい状態になっているということ。

バリア機能とは紫外線や埃、雑菌、摩擦など外部の刺激からお肌を守るための働きのことで、お肌表面を皮脂膜が覆い角質層が水分で満たされているほど、外部刺激の影響を少なくすることができます。

これ以上炎症性色素沈着を悪化させないためには、しっかりお肌を保湿してお肌のバリア機能を取り戻す必要があります。

色素沈着の程度がひどいようなら、クリニックに再診予約をして肌を診てもらおう

色素沈着は、いわば肌にメラニンが蓄積した状態。

クリニックのレーザー脱毛はメラニンにレーザーを吸収させて熱を発生させる仕組みのため、肌にメラニンが多いと施術時に火傷のリスクが高まります。

このため、今後その部位にレーザーを照射できなくなる可能性も考えられるのです。

しかし、現在は脱毛機の技術も進化し、色素沈着部位でも照射できる脱毛機(ヤグレーザーを使用した機種やメディオスターNeXT PROソプラノ・アイス・プラチナムなどの蓄熱式脱毛機)が登場しています。

肌にできてしまった炎症性色素沈着改善も含め、今後の施術についてクリニックに相談してみましょう。

一番理想的なのは、炎症性色素沈着を予防すること!脱毛前後の注意点とは

一度できてしまった炎症性色素沈着は改善するのに時間がかかります。

見た目の問題だけでなく今後の施術にも影響するため、炎症性色素沈着は予防するのが理想的。

ここからは炎症性色素沈着予防に効果的な脱毛前後の注意点についてご紹介していきます。

脱毛(施術)前に実施する炎症性色素沈着の予防方法

炎症性色素沈着の予防は施術後のアフターケアだけでなく、施術前にも実施する必要があります。

日焼けを避けて肌のメラニンの増加を防ぎ、火傷による炎症を予防する

クリニックのレーザー脱毛はメラニン(黒い色素)にレーザーを吸収させて熱を発生させる仕組みのため、日焼けをすると肌のメラニンが増えて火傷するリスクが高まります。

レーザー照射後の炎症性浮腫(毛穴がごく軽いやけど状態になること)は正常な反応ですが、日焼けをしているとさらにひどい火傷に発展する場合があるのです。

クリニックの無料カウンセリングでも必ず指導がありますが、レーザー脱毛の施術前には日焼けを避け、肌にメラニンを増加させないことが大切です。

肌をしっかりと保湿し、潤った肌にレーザーを照射することで火傷による炎症を予防する

肌が乾燥しているとレーザーで発生する熱がダイレクトに肌に伝わって、火傷に発展する場合があります。

一方お肌がしっかりと潤っていると、お肌の水分がレーザーによって発生する熱を吸収してくれるので火傷のリスクが下がります。

このため、施術前に保湿ケアを念入りに行っておくことで、炎症性色素沈着の原因となる火傷を予防することができるのです。

脱毛(施術)後に実施する炎症性色素沈着の予防方法

施術後はレーザーの熱によってダメージを受けたお肌をできるだけ早く回復し、刺激を与えない環境を整えることが大切です。

施術日当日は入浴と飲酒、運動を避け、肌に刺激を与えないこと

施術日当日は毛穴軽いやけど状態となっているため、お肌がとても敏感となっています。

このような状態で普段と同じように入浴したり、お酒を飲んだり運動すると、血行が良くなることで体温が上昇してお肌にかゆみ痛みを感じやすくなります。

また、体温が上がることでお肌の乾燥促進されるので、さらにかゆみを増幅させてしまいます。

お肌を掻いてメラノサイト刺激することを避けるためにも、施術日当日はシャワーで済ませ、飲酒や運動を避けるようにしましょう。

施術直後の敏感な肌状態で紫外線(日焼け)を浴びないこと

お肌は紫外線を浴びると、肌にメラニンを作り出してお肌を守ろうとします。

紫外線は細胞のDNAに傷をつくるなど肌に悪影響を及ぼすからです。

施術直後の肌はバリア機能が一時的に低下して外部からの刺激を受けやすくなっています。

この状態で紫外線を浴びると、その刺激でますますメラノサイトの活動が活発になり色素沈着のリスクが高まります。

このためレーザー脱毛の施術を受けたら日焼けを避け、肌にメラニンを作らせないことが大切です。

いつも以上に保湿をしっかりと行い、肌の早期回復を助けること

お肌を外部からの刺激から守るには、肌に本来備わっているバリア機能をすみやかに回復させることが大切。

高価な化粧品は必要ないので、家にある化粧品(化粧水、乳液、クリームなど)を使用して丁寧に保湿を行いましょう。

お肌表面が皮脂膜で覆われ、角質層が水分で満たされるようになると外部刺激の影響が小さくなってメラノサイトの活動も沈静化します。

お肌に赤みやむくみがある場合は、炎症止め軟膏を塗布すること

クリニックの中には施術後のお肌の赤みやむくみの症状を見越して、炎症止め軟膏を処方してくれるところがあります。

炎症止め軟膏には施術直後の毛穴の軽いやけどを早く回復させる効果があり、炎症性色素沈着の予防につながります。

自宅用の炎症止め軟膏を処方してもらった場合は、処方された炎症止め軟膏をお肌に塗りながら様子をみましょう。

通常は1日以内、長くても2~3日程度で症状がおさまります。

施術から数日経過しても改善が見られない場合は、クリニックで肌を診てもらうこと

お肌の赤みやむくみが長引くと、炎症による刺激メラノサイトの活動が促されて炎症性色素沈着になる可能性が高まります。

このため施術から数日経過してもお肌の赤みむくみがおさまらないときは、クリニックで肌を診てもらいましょう。

施術後に雑菌が毛穴に入ることで毛嚢炎を引き起こしている可能性もあります。

早く炎症反応を鎮めることが大切なので、クリニックの治療を受ける必要があります。

炎症性色素沈着をはじめとする肌トラブルリスクを見越したクリニックの選び方

ムダ毛のないきれいなお肌になりたくてクリニックの施術を受けるのですから、炎症性色素沈着などの肌トラブルとは無縁に脱毛を完了させたいですね。

そこで大切になるのが施術後のクリニックのアフターケアサービスです。

クリニックの医療脱毛は高い効果が期待できる一方、肌トラブルのリスクが全く無いわけではありません。

だからこそ、リスクに備えてしっかりとアフターケアをしてくれるクリニック選びが大切になるのです。

炎症性色素沈着をはじめとするアフターケアが充実したクリニックとは次の条件を満たすクリニックです。

  • 照射後に炎症止め軟膏(アフターケアクリーム)処方してくれるクリニック
  • 医師による診察無料、かつ肌トラブル後の治療費(薬代含む)が無料のクリニック

照射後に炎症止め軟膏(アフターケアクリーム)を処方してくれるクリニックを選ぶ

クリニックの医療脱毛は高出力で照射するため、施術直後は毛穴がごく軽いやけど状態になっています。

症状自体は医療脱毛で起こる正常な反応のため、数日以内に治ることがほとんどです。

レーザー照射後に炎症止め軟膏を塗っておくことで、お肌をより早く回復させ、炎症による色素沈着予防できます。

医師による診察が無料、かつ肌トラブル後の治療費(薬代含む)が無料のクリニックを選ぶ

お肌の状態や体調には個人差があるため、同じようにレーザーを照射してもその後の肌の状態は人によって変わってきます。

このため、医療脱毛の肌トラブルを100%予防することは難しいのが現状です。

だからこそおすすめなのが、医療脱毛による肌トラブルに関して再診料や薬代などの治療代が無料のクリニック。

このようなクリニックで施術を受ければ、万が一施術後に炎症などの肌トラブルが起きても追加の治療費はかかりません。

肌トラブル時の治療費はクリニックが負担しなければならなくなるため、施術時から肌トラブルが起こらないように最大限注意して施術を進めてくれるというメリットもあります。

施術後のアフターケアが充実しているクリニック紹介

上記2つの条件を満たすおすすめのクリニックは以下の通りです。

リゼ
クリニック
湘南美容
クリニック
レジーナ
クリニック
全国にある
クリニック数
全国直営
16院
全国78院 全国14院
照射後の
炎症止め軟膏
サービス
無料
※毎回施術後に
塗布サービスあり
※予防用に
自宅用軟膏も処方
無料
※毎回施術後の
塗布サービスあり
無料
※肌の赤みが
強い場合
塗布サービスあり
※医師が必要と
判断した場合
自宅用軟膏も処方
再診料 無料 無料 無料
肌トラブル時
の薬代
無料 無料 無料
他のクリニック
よりも料金が
安い部位
・VIO脱毛セット
[院限定
トライアル]
5回 49,800円
・両わき脱毛
6回 3,800円
・顔脱毛
6回 49,680円
・顔とVIOをのぞく
全身脱毛
5回 204,120円

※価格は<税込>表示
※リゼクリニックトライアルプラン対象院:
新宿院・渋谷院・銀座院・大宮院・柏院・大阪梅田院・心斎橋院・神戸三宮院・京都四条院・名古屋栄院・名古屋駅前院・仙台院・広島院・福岡天神院

リゼクリニックの他のクリニックには無い強み

  • ライトシェアデュエット、メディオスターネクストプロ、ジェントルヤグ3種類の脱毛機を部位別に使い分けることで、太くて黒い毛だけでなく効果の出にくい産毛までしっかり脱毛できる
  • コースの有効期限5年間と長く、妊娠時にも安心
  • 硬毛化保証照射漏れ保証など医療脱毛に関するリスクケアが手厚い
  • 施術前のシェービング補助は、部位、範囲の広さ問わず無料サービス
  • 麻酔代以外は、コース料金以外の追加料金が一切発生しない(麻酔クリーム:1回税込3,240円、笑気ガス麻酔30分3,240円)
  • 院限定のVIO脱毛トライアルプランが安い
  • 月額定額プラン(24回払い)では、分割手数料の一部をリゼクリニックが負担してくれる

レジーナクリニックの他のクリニックには無い強み

  • 平日は夜21:00まで営業
  • 施術前のシェービング補助は、部位、範囲の広さ問わず無料サービス
  • 顔とVIOをはぶく全身脱毛が安い
  • クリーム麻酔無料で利用できる
  • 店舗間移動料以外は、コース料金以外の追加料金が一切発生しない(店舗間移動料:1回目は無料、2回目から10,800円)

湘南美容クリニックの他のクリニックには無い強み

  • 両わき脱毛が激安
  • 顔脱毛とVIO脱毛も格安
  • コースの有効期限無期限であり、期限を気にせず通うことができる
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まとめ

いかがでしたか?今回はクリニックのレーザー脱毛後に起こり得る炎症性色素沈着の対処法についてご紹介しました。

レーザー脱毛の施術直後はレーザーの熱によって毛穴が軽いやけど状態になっていて、お肌がとても敏感になっています。

このためお肌を掻いたりして刺激を与えると、メラノサイトの活動を活発にして色素沈着してしまう場合があるのです。

炎症性色素沈着お肌の表面に起きることが多いため、たいていの場合はお肌のターンオーバーの仕組みによって自然に治すことができます。

ただし、色素沈着が薄くなるまでにある程度の期間がかかるため、炎症性色素沈着は予防するのが理想的。

レーザー脱毛の施術を受けたあとは、お肌のかゆみの原因となる入浴飲酒運動を避け、いつもより念入りに保湿して早くお肌回復させましょう。

紫外線を避けることも、お肌に余計な刺激を与えないために大切です。

クリニックから指導された注意事項をしっかりと守って実践すれば、ムダ毛色素沈着のない思い通りの素肌を手に入れることができます。

要チェック
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