2019.04.18

【医療脱毛】脱毛時に使われる麻酔クリームについて徹底解説【医師監修】

脱毛の窓口 脱毛で使われる麻酔クリームについて徹底解説

つるみ先生、脱毛したいのですが痛みが不安でクリニックに通う決心がつきません!

れいあさん、クリニックに通いたいのであれば、麻酔クリームを使って痛みを和らげるという方法がありますよ。

麻酔クリームっていったいどんなものなのでしょうか?

脱毛したい部位に塗ることで痛みを和らげてくれるクリームのことです。
詳しく説明していきますね。

今回の記事では、「麻酔クリーム」について詳しく説明していきます。

  • 医療脱毛クリニックなら、麻酔を使って痛みを和らげることができる
  • 麻酔の種類は何がある?
  • 麻酔クリームとは?
  • 麻酔クリームはどんな風に使われるの?
  • 麻酔クリームを使用する際の注意点
  • 麻酔クリームは何回目の施術まで使用する?

この記事はこんな方におすすめ

  • 医療脱毛クリニックに通いたいが、施術時の痛みが不安な人
  • 麻酔クリームとはどんなものなのか知りたい人

医療レーザー脱毛は痛くて辛い、というイメージを持っている人はいませんか?
確かにレーザーを照射した時、部位によっては痛みを強く感じることがありますが、クリニックでは「麻酔クリーム」を使用して痛みを和らげてくれるところもあります
痛みを和らげることによって施術時の負担を軽減できるので、非常に有効な方法です。
そこでこの記事では、「麻酔クリーム」について徹底的に解説します。施術時の痛みに対して不安を感じている人は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

目次

医療脱毛クリニックなら、麻酔を使って痛みを和らげることができる

医療脱毛クリニックでは、施術時の痛みを緩和するためにさまざまな工夫をしています。
主に、下記のような方法で痛みを和らげることが多いです。

  • レーザー照射部位を冷却する
  • 照射レベルの調整を行う
  • 照射時の声がけ
  • 麻酔を使用する

この中でも、麻酔を使用して施術時の痛みを緩和できるのは、医療機関ならではの対応です。
「レーザー脱毛は痛い」というイメージを持っているためにサロン脱毛を選ぶ人も中にはいますが、脱毛サロンでは麻酔を使用できません
そのため痛みが不安な人は、医療脱毛クリニックで麻酔を使いながら脱毛を進めていくという方法がおすすめとも言えます。

麻酔の種類は何がある?

麻酔とは、手術などの際に患者が感じる痛みを取り除くために用いられるものです。
医療機関で使用される麻酔の種類にはさまざまなものがありますが、大きく分けると「全身麻酔」と「局所麻酔」に分類されます。

局所麻酔

目や鼻、あるいは手足を対象とした小さな手術を行う際に用いられる麻酔のこと。
「表面麻酔」や「局所浸潤麻酔」といった種類があります。
意識がある状態のまま痛みをなくしたり、痛みを緩和させることができます。

全身麻酔

長時間、また広範囲の手術を行うときに使用されるもの。
完全に意識をなくして痛みを感じさせなくさせるものと、意識はあるまま痛みを感じにくくさせるものがあります。
点滴から薬を入れて眠らせる「静脈麻酔」とマスクで麻酔薬を吸入させることで眠らせる「吸入麻酔」があります。
脱毛クリニックでは笑気麻酔がよく使われています。

麻酔クリームは「表面麻酔」のひとつ

この記事でご紹介する「麻酔クリーム」は、局所麻酔の中の「表面麻酔」に分類されます。
この表面麻酔は、その名の通り肌の「表皮」と呼ばれる、肌の表面部分にだけしびれをもたらし、痛みを感じにくくさせるものです。
ごく浅い部分にのみ作用します。
このような特性があるため、表面麻酔は完全に痛みを取り去れるというものではなく、「痛みを感じにくくさせるもの」というイメージを持っておくと良いでしょう。

麻酔クリームとは?

医療脱毛クリニックでよく使用されている「麻酔クリーム」は、脱毛する部分の肌表面にクリームを塗って痛みを感じにくくさせるものです。
使用する目安は「10cm×10cm範囲で1g」を塗布します。
ただし、使用できる量が決まっており、成人の場合は「1回あたり10g」が限度となります。

どんな部位に使われる?

麻酔クリームが使用される部位は当然「痛みを感じやすい場所」となります。
みを感じやすいのは「皮膚が比較的薄い部位」また「毛が濃い部位」「太い毛が生えている部位」など。
具体的には、下記のような部位に痛みを感じる人が多いと言われています。

  • VIO
  • ひざ、足の指、足の甲
  • 鼻の下
  • 眉毛の上
  • 男性のヒゲ

VIO

多くの人が「VIO脱毛は痛かった」と答えるほど、痛みが出やすい場所です。男女ともに毛が太く密集している部位のため、痛みを感じてしまう人が多くいます。

ひざ、足の指、足の甲

皮下脂肪や筋肉がほとんどついていない部位も、痛みを感じやすい部位。
ひざ下やひざ上よりもひざこぞうの方が痛みを感じる人が多いようです。

鼻の下

鼻の下に生えた毛を毛抜きで抜くと、涙が出るほど痛いことがありますよね。
このように鼻の下は皮膚が薄いため、レーザーを照射したときに痛みを感じやすい場所です。

眉毛の上

眉毛の上については、クリニックによっては施術不可となっているところもありますが、この部位を希望して脱毛する人も多いです。
眉毛の上は太い毛が生えている上に、皮膚が薄い場所でもありますので、痛みがとても強い場所。
人によってはVIOと同じくらい痛かった、と感じるケースもあるようです。

男性のヒゲ

男性のヒゲも痛みを感じる人が多い部位。
ヒゲは体の中で最も硬い毛が生えている部位とも言われている上に、人によっては非常に毛の量も多くなっているため、痛みを感じやすいのです。
上記に挙げられるような部位に痛みを感じる人が多いと言われています。
ただし、痛みの感じ方は人によって異なるため、場合によっては上記の部位は痛みを感じなくても、ほかの部位で痛みを感じてしまうこともあります。

上記の部位は痛みを感じることが多いです。
これらの部位を脱毛する場合には麻酔を検討すると良いかもしれませんね。

麻酔クリームを使用する際の料金

麻酔クリームを使用するときの料金は、クリニックによって異なります
多くのクリニックが「麻酔は有料」となっていますが、中には無料で使用できるクリニックもあります
もともと痛みに弱かったり、施術時の痛みに対する不安がある人は、無料で麻酔クリームを使用してくれるクリニックを選ぶのも良いでしょう。
いくつかのクリニックで、麻酔クリームを使用したときの料金を比較してみました(女性脱毛の場合)ので、参考にしてみてくださいね。

クリニック名 料金
レジーナクリニック 無料
アリシアクリニック 1部位1,080円
リゼクリニック 1回3,240円
トイトイトイクリニック 1部位3,240円
クレアクリニック 1部位3,240円
レジーナクリニックが無料で麻酔クリームを使用できます。
痛みが心配で脱毛をスタートできない…という人におすすめですね。

麻酔クリームはどんな風に使われるの?

麻酔クリームは1度に使用できる量が決められているため、主に部分的に用いられることが多いです。
脱毛をする部分にクリームを塗ると皮膚の感覚が麻痺し始めるので、痛みを和らげることができます。
30分ほどで効果が出始めるので、施術を始める30分前に塗ってから施術を行います。

麻酔クリームを使用する流れ

医療脱毛クリニックで麻酔クリームを使用して施術を受ける場合、スタッフが塗ってくれる場合と自分で塗る場合の2つのパターンがあります。
スタッフが塗ってくれる場合には全てお任せしておけば問題ありませんし、自分で塗る場合にもしっかりと使い方を説明してもらえるので、問題なく塗ることができるはずです。
また、麻酔クリームを塗る際に必要なものは、クリニックで用意してもらえます。
麻酔クリームを使用する際の基本的な手順は、下記の通りです。

  1. クリームを塗る部位の水分を拭き取る
  2. 均等にクリームを塗り広げていく
  3. クリームを塗った部分をラップなどで保護し、30分程度待つ(ヒゲ脱毛の場合はマスクをつけることも)

クリームを塗った際にはすぐに効き目が現れてくるわけではなく、ある程度時間をおく必要があります
多くの場合は30分程度で効き目が現れることが多いと言われていますので、時間をおいてからレーザーの照射を行います。
また、場合によっては麻酔クリームを塗った後に肌の赤みが出てきてしまうことも。
赤みが出てしまうとレーザーの照射ができないケースもありますので、肌が弱い人は麻酔クリームを使う前に医師に相談しておくと安心ですね。

麻酔クリームを使用するときの服装

麻酔クリームを使用する際には決まった服装はありません。
クリニックによっては麻酔クリームを塗った後に自分の服をもう一度着て待つ、というケースもあります。
デリケートゾーンや足などの施術をする場合には、ピッタリした服よりもゆったりとした服を着て行った方が良いでしょう。

麻酔クリームを使用する時には施術時間を多めに見積もっておく

また、麻酔クリームを利用する上で大切なのが、「施術時間を多めに見積もっておく」ということ。
また、多くのクリニックでは麻酔クリームを使用したい場合は事前の申請が必要になります。
これは、クリームを塗ったり効き目が出てくるまでの時間が必要だから。
そのため、の予約をする際には必ず「麻酔クリームを使用したい」旨をスタッフに伝えるようにしてくださいね。
施術中に、「やっぱり痛いので麻酔クリームを使ってください」ということはできませんので、注意が必要です。

麻酔クリームを使用する際の注意点

痛みを和らげて施術時の負担を軽減してくれる麻酔クリームですが、使用する場合には注意点があります
クリニックで麻酔クリームを使用する場合には、厳格に使用量を守った上で塗布していきますが、あらかじめ注意すべき点について知っておきましょう。

アレルギー症状が出た場合には速やかに使用を中止する

麻酔クリームには「リドカイン」や「キシロカイン」と呼ばれる成分が含まれています。
これは歯の治療でも使用される麻酔薬にも含まれている成分ですが、人によってはアレルギーの症状が出てしまう場合も
そのため、歯医者での治療時など過去にアレルギー反応が出てしまったことがある人は使用することができないと考えてください。
軽い気持ちで使用してしまうと、重篤な症状を引き起こすケースもあるため、まずは使用する前に医師に相談することが必要です。
また、麻酔クリームを塗布した際に赤みが出てしまう場合にも注意が必要です。
このような症状が出た場合は、速やかに医師の診察を受けましょう。

施術前には体調管理を万全に!

また、麻酔クリームを使用する場合に限りませんが、毛の施術を受ける前は体調を整えておくことはとても大切です。
体調の良し悪しによって、レーザーへの反応も変わってくるケースもありますので、体調が悪いと痛みを強く感じてしまうこともあるためです。
また、肌が乾燥してしまっている場合には痛みを強く感じることもありますので、施術の前には保湿をしっかりと行っておくと良いでしょう。

クリニックに行く前の日は、しっかりと睡眠をとるなどして体調を整えましょう!

麻酔クリームは何回目の施術まで使用する?

一般的に、脱毛の施術は回数を重ねるごとに痛みが和らいでいく、と言われています。
これは施術を行うことで徐々に毛が細くなっていくから。
そのため、初めのうちは強い痛みを感じていたとしても、最終の施術の時には麻酔なしでも耐えられる程度の痛みになることもあります。
目安としては、個人差はあるものの2〜3回目の施術まではまだ残っている毛も多いため、麻酔クリームを使用することがおすすめ
4回目あたりから、麻酔なしでの施術を検討してみると良いでしょう。
もちろん、痛みを感じるのが嫌!という人は、最後の施術まで麻酔クリームを使用することをおすすめします。

まとめ

この記事では、医療脱毛クリニックで使用される「麻酔クリーム」について説明してきました。
これまでの内容をまとめると、下記の通りになります。

  • レーザー照射時の痛みが心配であれば、麻酔クリームの使用を検討するのがおすすめ
  • VIO脱毛やヒゲ脱毛を行う際は痛みを強く感じる可能性があるので、麻酔クリームがおすすめ
  • 麻酔クリームを使用したい場合には事前の申請が必要
  • 麻酔クリームを使用する場合は施術時間が長くかかる
  • 施術を受ける前には体調を整えておくことが大切
  • アレルギー反応が出た場合には速やかに使用を中止する

施術時に痛みが強いと、クリニックへ通うことを辛く感じてしまうこともあるでしょう。
そのため、うまく麻酔クリームを使用して負担を緩和することで、施術を継続できるようになりますから、痛みが心配な場合にはぜひ医師に相談をしてみてくださいね。
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